2008年 04月 07日
桜
京都、二条城の枝垂れ桜。
御殿の庭を抜け、この少し濃いピンク色の桜が
目の前に広がっているのを見るとなんとも気持が華やぎます。
下から眺めてみると、桜の花が降ってくるようでした。
二条城は建物も素晴らしかった。
二の丸御殿の各部屋の襖に描かれた力強い絵。
そして欄間の彫刻の立体感とその細やかさ。
ふと上を見てみると格子状になった天井に模様が描かれている。
建物全体の質実剛健な雰囲気とは少し違ったモダンな模様。
赤やグリーン、黄色など明るい色使いの模様が
廊下ごとにデザインが違っているのがとても印象的です。
襖の引き手にもまた意匠が凝らされていて
特に牡丹の間の引き手は牡丹の花を模したような優雅さに
目を奪われました。
良いものを見ると心の財産がひとつ増えたようで
なんだかありがたい気持ちになりますね。
by lierre-fleur | 2008-04-07 08:32 | 京都・奈良